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金魚の飼育に適している水槽のサイズと、飼育できる金魚の数

水槽飼育

 

最近は家の庭に池を作って金魚を飼育している人も少なくなりました。

部屋の中で金魚を飼育するなら、金魚鉢や水槽で、となりますが、どのような水槽が金魚飼育に適しているのでしょう。

そして、一般的な水槽で飼育できる適正な金魚の数は何匹なのでしょう

 

金魚

大人の金魚なら1匹あたり20Lの水量が必要

一般的に言われているのは大人の金魚(10cm程度以上の大きさ)1匹あたり15~20Lの水が必要だと言われています。

ですから通常規格の60cm水槽(約54L)であれば、2~3匹が適正な飼育数になります。

結構少ないように感じますが、金魚が大きくなれば3匹でもそれなりに手狭に感じますし、1週間に1回程度は水換えをしないと、金魚の体調が悪くなったりします。

 

もちろん、その年生まれたばかりの5cmくらいの金魚であればその2~3倍の数を飼育することは可能ですが、金魚は1年ほどで10cmくらいに成長しますから

金魚の成長に合わせて、飼育している数を減らしていかないと、生命力の弱い個体から病気になったり、死んでしまったりします。

金魚飼育のための水槽

金魚の飼育ってのは、あまり変化のない毎日ですから、気が付いたら金魚が成長していて、手狭になって、ある日突然・・・ていうことになりがちです。

飼育している数が多すぎるのであれば早めに、対応しておきましょう。

因みに金魚を屋内飼育している人の多くは60cm水槽又は90cm水槽が多いです。

90cmの標準的な水槽であれば水量は150Lほど有りますから、7~8匹ほどは飼育できる計算になります。

マニアの方の中には120cm水槽とか150cm水槽とか使用されている方もいますが、一般の家庭では、スペースや置き場所(重量)の問題以上に管理が大変になると思います。


小さな水槽は金魚飼育に不向き

金魚飼育を始めてやる人の中には、スペースのこともあり30cm水槽や45cm水槽で飼育を始めようとする人もいますが、金魚飼育には向いていませんし、逆に飼育の難易度はぐっと上がってしまいます。

例えば45cm水槽なら水量は35Lほどになりますから、計算上は1~2匹程度の飼育は可能です。

とはいうものの、水量が少ないと朝昼の水温の変化が大きいですし(金魚は変温動物なので大きな温度変化は苦手)

ちょっとした餌のやり過ぎや、環境の変化で水質が、一気に悪化することもあり、かなり注意して飼育しないと、金魚の体調を崩してしまいますから、初心者だと、金魚を健康な状態に維持するのはかなり難しくなります。


写真は90CM水槽

 

30cm水槽だと水量は実質12Lくらいしか有りません。

小さい頃ならまだしも、大きくなれば1匹でもかなり手狭になります。

温度変化や水質の変化も大きくなりますから、金魚飼育には向いていません。

スリムタイプの水槽は標準タイプより水量が少なくなるので、中に入れられる水量が50L以上の物を選ぶようにしましょう。

小型の飼育容器(昆虫飼育用など)や丸形のいわゆる金魚鉢では金魚飼育は無理でs。

一時的に金魚を眺めるための物と考えた方が良いです。

 

まとめ

小さな水槽や容器で金魚飼育をするのは難しく、長らく金魚を健やかに飼育することは出来ません

金魚飼育をするなら最低でも60cm水槽(標準タイプ)の物を使用するようにしましょう。

また、60cm水槽を使用する場合でも、最終的に飼育できるのは2~3匹程度だと考えておきましょう。

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