朱分金(シュブンキン)とはどんな金魚なのか、特徴や育て方などについて解説します。
朱分金(シュブンキン)とは
朱分金(シュブンキン)は明治時代に3色デメキン(キャリコ模様)と和金&緋ブナとの交配によって作られた金魚です。
体色は赤色、藍色、黒色、白の4色が入ったキャリコ模様
薄い藍色をベースに朱(赤色)が入っていることから名付けられています。
体型的には、各ひれの長い和金型です。
朱分金(シュブンキン)の特徴
朱分金(シュブンキン)は和金タイプの金魚でやや長めのフナ尾(吹き流し尾)をしています。
成長するに従って、体色が濃くなっていく傾向をもっています。
体色の黒い部分が成長とともに増えていく傾向があるので、当歳など若い朱分金(シュブンキン)を入手する際、、将来どういった色柄の朱文金になるのかを考えて選ぶようにしましょう。
比較的丈夫で飼育はしやすい方で、広々としたところで育てると大きく成長します(25~30cm程度)
朱文金の鱗には透明鱗と、普通鱗が混在している為、モザイク透明鱗という呼ばれ方をする事があります。
朱分金(シュブンキン)とコメットの違い
朱分金(シュブンキン)とコメットは、ほぼ同じ体形をしており、コメットは体色が赤白の更紗模様になっていますが
朱分金(シュブンキン)は体色が3色です。
コメット
朱分金(シュブンキン)の育て方
飼育は容易な金魚です。特に難しいことはありません
朱分金(シュブンキン)は丈夫で、泳ぎも上手なことから、出来ればなるべく広い場所で飼育すると、大きくなりますし、長生きします。
逆に琉金やランチュウなど泳ぎの下手な金魚と混泳させると、朱分金(シュブンキン)は問題無いのですが、泳ぎの下手な金魚の方が生存競争に負けてしまうので、一緒にはしないようにしましょう。