オランダ獅子頭は、頭部の肉瘤と長く伸びた尾びれが特長です。
見た目が豪華で華やかですし、結構大きくなるので目立ちます。
比較的に飼育は簡単で、丈夫な部類に入ります。
以前は、胴体が長めの個体が多かったですが、最近は弥富町などから広まった、寸胴の丸みを帯びた個体がより好まれるようになってきたようです。
オランダ獅子頭の飼育方法
オランダ獅子頭はらんちゅうなどに比べてヒレが大きく、比較的泳ぎは得意ですが、和金などに比べると、生命力やすばしこさでやや劣りますから、なるべくオランダ獅子頭だけか、同系統の金魚と飼育するようにします。
初心者の方はどうしても、見栄えが良いように色々な金魚を混ぜて飼育したがりますが、種類が違うと泳ぐスピードや生命力が異なり、弱い個体から病気にかかりやすくなります。
金魚にとっても強いストレスになりますから、出来れば同じ種類だけで飼育した方が良いですし、同系統と行っても、珍しい種類の中には生命力が弱い物もいますので注意が必要です。
同系統の金魚としては
東錦(アズマニシキ)、丹頂(タンチョウ)などがあります。
胴長の個体は比較的丈夫ですが、最近流行の寸胴、丸形のオランダ獅子頭はどうしても体のバランスが悪く、転覆病になりやすい傾向があると思います。
転覆病は病気というよりは、個体の持つ特徴から、どうしてもバランスをとりにくい体形や、生まれつきの体の構造が影響します。
転覆病はなかなか回復しませんし一時的に転覆病から回復しても、再発することが多いと思います。
オランダ獅子頭の入手
オランダ獅子頭の入手は難しくなく、ペットショップやホームセンターなどでも金魚を扱っているところでは大抵、入手可能です。