東錦はオランダ獅子頭と同じような体形をしています。
頭部に肉瘤があり、ヒレも比較的長くなっています。
オランダ獅子頭と三色出目金の後輩によって作られた品種で、言うなればキャリコオランダ獅子頭とも言えます。
アズマニシキ(東錦)の飼育
飼育の難易度はオランダ獅子頭と同程度でそれほど難しくはありません
一部飼育が難しいとしている場合もありますが、品評会に出すような形が作りあげられた特殊な系統のものや、大切に育てられたものなどだと、体質的に弱くなっている可能性がありますが、一般に出回っているレベルの東錦であれば他の金魚に比べて特に弱いということはないでしょう。
飼育方法も通常の金魚の飼育と同じだと考えて良いと思います。
混泳するなら同系統の金魚と一緒にします。
東錦の系統
一般の人が気にするほどではありませんが、東錦にはマニアも多く、いくつかの系統に分けて考える場合もあります
弥富系
水槽に入れても見栄えが良いように、比較的体型の丸い東錦で、一般に広く出回っています。
関東系
オリジナルの東錦に近い、やや細長い体形の東錦です。
一部の愛好家によって飼育されていることが多いです。
どちらかというと水槽に入れて鑑賞するよりも、上見(池や船など)で鑑賞するスタイルが一般的
鈴木系
今は廃業してしまっていますが、かって存在した鈴木養魚場産の東錦です。
関東系の東錦に浜錦を交配させて作られています。
水泡状に大きく肉瘤が発達しているのが特長で、厚みのある尾びれと長手の体形をしています。
愛好家の間で系統を維持しているものや、他の東錦の系統と掛け合わせたものなどが存在します。
東錦の画像
東錦(アズマニシキ)の入手
それほど珍しい種類ではありませんので入手は容易ですが、一般のペットショップやホームセンターでは常時おいていない場合もあります。
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