ライオンヘッドは見た目はらんちゅう(蘭鋳)と似ていますが、別系統の金魚です。
中国系統の背びれの欠如した品種で頭部全体に肉瘤が発達しているのが特長
らんちゅうとの交雑が進み、見分けが付きにくい場合もあります。
全 般
全体的にランチュウと似ていますが、肉瘤が発達していて頭部全体をおおっていて、ライオンの頭のようなイメージがあるのでライオンヘッドという名前が付いたのかなと思います。
頭部が大きく胴の部分はやや寸詰まり
らんちゅうとは肉瘤のつき方が違っていて、えら蓋の部分にも肉厚の肉瘤が付いているので区別は付くと思います。
背なりも、どちらかというと真っ直ぐ系が多く、腰の部分もランチュウに比べてやや細くなります。
飼 育
中国から直接入ってきたものは、ランチュウより丈夫なような気がしますが明確な違いは無いと思います。
基本的にはランチュウと同じように飼育すれば良いと思います。
写真は生まれて2ヶ月ほどの当歳魚で、頭部や肉瘤の発達はイマイチなので、ライオンヘッドの特長はまだよく出ていません。
混泳
ライオンヘッドだけでの飼育が好ましいですが、らんちゅう系の金魚との混泳は可能だと思います。
混泳可能な種類としては
らんちゅう、江戸錦、桜錦など
繁 殖
ランチュウと同程度で、特に難しくは無いと思います。
ライオンヘッド
ライオンヘッド
同時期に生まれたランチュウ
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