琉金と言えば和金と並んでもっともポピュラーな金魚の種類です。
金魚を置いているペットショップやホームセンターなら必ずと行って良いほど、この琉金が置いてあると思います。
リュウキンの特徴や飼育方法、混泳出来る金魚などについて解説します。
琉金全般
金魚と言えばこの琉金を思い浮かべる人も多いでしょう。
琉金は江戸時代に中国から琉球を経由して薩摩(鹿児島)に入ってきたことから琉金と名付けられています。
琉金は英語で
Fringetail gold fishes
fantail goldfish
そのまま ryukin
とか色々あって難しいようです。
和金の場合は、原種のフナの体形がそのまま残っていますが、琉金は丸いからだと小さな頭、胴体が丸っこく、各ヒレが長く優雅です。
当歳魚(その年生まれたもの)はヒレの発達はそれほどでもないですが、2年以上育てたものだと、ヒレが結構長く伸びてきて綺麗になります。
長いヒレを使ってゆらゆら泳ぐ姿はとても優美で目を楽しませてくれることでしょう。
真っ赤な素赤のものが多いですが、赤白の更紗琉金やキャリコ模様のキャリコ琉金などもいます。
琉金の飼育
飼育は簡単な方ですが、入手が容易で比較的丈夫なことから、返って雑な飼育や、和金タイプの金魚と混泳させたりしてダメにしてしまうことがあります。
もちろん基本を守ってしっかり飼育すれば、比較的丈夫な魚で、長らく目を楽しませてくれると思います。
エサは沈下性、浮上性のどちらでも可、与えすぎに注意しましょう。
琉金も、基本的に止水で生きるタイプですから、水槽飼育などの場合はフィルターなどから出る水流はなるべく強くならないようにしましょう。
丸めの体形なので、転覆病には注意が必要、極端に早く大きく成長させるのも考え物です。
他の金魚との混泳
出来れば同系統の金魚だけで飼育した方が良いのですが、オランダ獅子頭系統の金魚との混泳は可能だと思います。
同じような体形の金魚に土佐金がいますが、土佐金は極端に泳ぎが下手な上に、水質の悪化にも弱いですから、似たような体型だからといって混泳させないようにしましょう。
キャリコ琉金