ポテコ金魚水族館

可愛い金魚たちを末永く飼育するためのサイトです

金魚図鑑

ロクリン(六鱗)

投稿日:2018年6月4日 更新日:

 

ロクリン(六鱗)は愛知県の天然記念物です。

ジキン(地金)と同一視する向きもあるようですが、専門家に言わせると

「とんでもない、まったく別物」という声も聞こえてきます。

 

稚魚のうちに、人為的にウロコを剥いで、口の周りとヒレの部分を除いて白色に調色が行われます。

体形は和金タイプですが、尾びれが左右に分かれているのが特長です。

 

ロクリン

歴史

愛知県の名古屋を中心として飼育されている。

尾張藩士天野周防守によって作出されたと言われている。


調色

楫ヒレ鰭以外のヒレと口の周りを色変わりが始まった時に調色をします。

指の爪、ヘラ等で鱗を剥ぐ事が多く、個体に負担を掛けぬよう数回に分けて行う。

 

また、酢酸等の薬品の塗布を用いて行うことがあり、個体に対する負担は少ない。

色を調色できない個体は「紅孔雀」と呼ばれ、下品とされる。

 

ロクリン

ロクリン

 

飼育

私が飼育した感想では、飼育自体はそれほど難しくはなく、らんちゅうなどよりも水質の悪化に強いように感じました。

専門家によると、青水飼育をしないと色落ちするということです。

 

ただし稚魚の飼育は若干難しく

私の経験不足かもしれませんが

稚魚の歩留まりが悪く(奇形が多い、特に尾びれ)

水質が悪化するとすぐにエラめくれが発生するように感じます。

 

ロクリンの稚魚
ロクリンの稚魚

 

六鱗(ロクリン)と地金(ジキン)の違い

ロクリンは全体的に細長くすらっとしていますが、ジキンは体高が高く、寸詰まりでやや太めです。

ジキン
ジキンのイメージ

 


ロクリン

 

-金魚図鑑
-,

執筆者:

関連記事

珍珠鱗(チンシュリン):ピンポンパール

  珍珠鱗(チンシュリン)は中国原産の金魚で、ウロコが真珠のように白く隆起しているので、英語ではパールやパールスケールともいわれている。 珍珠鱗の中でも、尾が短く胴体が短いものをピンポンパー …

アズマニシキ(東錦)

  東錦はオランダ獅子頭と同じような体形をしています。 頭部に肉瘤があり、ヒレも比較的長くなっています。 オランダ獅子頭と三色出目金の後輩によって作られた品種で、言うなればキャリコオランダ獅 …

ライオンヘッド

  ライオンヘッドは見た目は蘭鋳と似ていますが、別系統の金魚です。 中国系統の背びれの欠如した品種 頭部全体に肉瘤が発達しているのが特長 らんちゅうとの交雑が進み、見分けが付きにくい場合もあ …

蝶尾(チョウビ)

  蝶尾の原産は中国で昭和50年代(1970年代)に日本に入ってきた金魚 尾びれが上から見るとチョウチョのような形をしているのが特徴です。 洗面器などに入れて泳がせると、尾びれがチョウチョの …

らんちゅう(蘭鋳)

  らんちゅうといえばKing of Kingyo 愛好家も多く、良い個体を作るのが難しいという意味で、飼育の難易度も高くなっています。 らんちゅうは何といっても背びれのない独特の丸い体形が …