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和金(ワキン)(金魚図鑑)

金魚図鑑

 

和金(ワキン)といえばお祭りの金魚すくいでもおなじみで、もっともポピュラーな金魚です。

金魚はフナの突然変異、いわゆる緋ブナ(フナの体色が黄色っぽく変色したもの)を品種改良して作られたもので、和金はもっとも原種に近い金魚と言えます。

 

 

 

和金全般

和金はフナから作られた金魚の原種に最も近く丈夫で、泳ぎも素早く、環境の悪化にも比較的対応出来ますから、飼育しやすい品種と言えます。

一般的にはフナと同じのフナ尾の和金を見慣れた人が多いと思いますが、和金の中には三尾や四ツ尾のものもいます。

三尾の和金


和金の飼育

もっとも丈夫で、泳ぎも得意ですから、基本さえ守って、しっかり飼育すれば特に難しいということは無いと思います。

ただし、もっとも手軽に入手出来て、飼育も簡単だということから、初心者の方が、誤った飼育方法をすることで、飼育に失敗する事が多いことも事実です。

飼育が簡単だからと行って、全く経験の無い人が、準備や知識も無しに飼育を始めるとうまく行かないことがあります。

和金は丈夫で水質の悪化にも比較的強いのですが、逆に泳ぎが上手で、素早く泳ぎますから、大きくなる(2歳以上)までには60cm程度以上の水槽か池で飼育することが望ましいです。

 

水槽での金魚の飼い方の基本(はじめての金魚飼育)

 

和金の入手

和金は、大型熱帯魚のエサとして使われることも多く、大概のホームセンターやペットショップで取り扱っていると思います。

丈夫であることや、エサとしての位置づけもあることから、逆に、粗雑な扱いを受けていて、購入したときには弱っていたというような場合もあります。

 

特に注意するのは夜店やお祭りでやっている金魚すくいで入手した場合は、劣悪な環境下で飼育され、また金魚すくいで、多くの人に追いかけ回されて怪我をしたり、弱っていたりするので、家に持ち帰った直後に、病気やストレスで死んでしまう場合も少なくありません。

あるいは、たまたま金魚すくいで手に入れ、持ち帰ったけど、自宅では飼育環境が全然整っていないという場合も多いでしょう。

そういう点でも金魚すくいの金魚は、なかなか長生き出来ないのが実情です。

もちろん、飼育の知識を持っている人や、飼育環境が整っている場合には、夜店の金魚が10年以上元気で、飼育されているということもよく見る光景です。

 

和金の混泳

和金自体は丈夫で、泳ぎも得意ですから他の種類の金魚と混泳させても大丈夫なのですが、逆に和金が丈夫で元気すぎるために、他の種類の金魚が負けてしまいますから、やはり混泳させるなら、同じ和金系統の金魚だけで飼育するようにしましょう。

 

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