金魚の繁殖をする時に必要な産卵巣
自然の水草を使用する人や、市販の人工産卵巣を購入して利用するなど様々ですが
この、金魚の産卵巣は簡単に自作することが出来ます。
様々な物を利用して、産卵巣を自作している人も多いかと思いますが、今回は、ポリエチレンのロープを使った人工産卵巣の簡単な作り方について解説します。
金魚の人工産卵巣自作に必要な材料と道具
・ポリエチレンロープ
・ライター
・円筒形のもの(塩ビのパイプやスプレー缶など何でもOK)
ポリエチレンのロープの代表的なものは黄色と黒のトラロープが一般的ですが、さすがにこれじゃちょっと見た目が悪いですから、緑色の物を用意します。
ホームセンターなどで探せば簡単に見つかると思います。
ライターと円筒形のものはその辺にあるものでOK、ライターの代わりに台所のガスコンロなどを使用しても良いでしょう。
ロープを使った金魚の人工産卵巣の作り方
緑色のロープを30cm程度に切った物を3~4本作ります。
そしてそのロープの片方の端をライターであぶって、溶かします。
溶けたロープの端が固まらないうちに、固いものの上で円筒形のものを転がすようにして固めます。
これをやっておかないと、後でロープをほぐしたときに、それぞれの糸がバラバラになってしまいます。
片方の端を溶かして固めたら次は、反対の方からロープをほぐしていきます。
通常は3本の太い糸をよってロープは作られていますから軽くほぐした後
更にそれぞれの太い糸を細い糸にほぐしていきます。
ほぐし終わったら、指で糸をスカして形を整えます。
これを3~4つ作り、最後は1つにまとめると、人工産卵巣のできあがりです。
まずは、ロープを太い糸にほぐす。
更に細い糸により分けていきます。
出来たものを3~4本束ねる。
できあがり
まとめ
初めての人は、えーっ、こんなんで大丈夫?と思うかもしれませんが、問題ありません。
発情期の金魚であれば、何かもやもやっとしたそれなりのものがあれば、しっかりその中に潜り込んで産卵してくれます。
市販の人工産卵巣だと「きんらん」を使う人が多いようです。
きんらん