ハナフサ(花房)は鼻の部分に花房のようなものがついている種類の金魚全般を言います。
鼻孔から肉がはみ出して花房のように見えます。
ハナフサ(花房)全般
日本ハナフサは背びれのあるタイプでオランダ獅子頭からの突然変異で現れています。
中国ハナフサは背びれのないらんちゅう体形をしていて中国では絨球魚(シュウキュウギョ)と呼ばれています。
流通量が少なく入手は困難
写真は茶金ハナフサ、茶金は自体はあまり見ないですが、ハナフサの中で茶金ハナフサは比較的ポピュラー
ハナフサ(花房)の飼育
ハナフサがフィルターなどに吸い込まれることがあるので、フィルターにカバーを付ける等の処置が必要なほか、ハナフサを引っかけてちぎれてしまわないように突起物などを水槽の中に入れないように注意する必要があります。
また、房はちぎれると再生しても大きくならない事が多く、傷口から細菌が侵入して、病気になる恐れがあります。
他の種類の金魚と一緒にすると花房をつつかれることがあるので混泳は避けた方が良いでしょう
また、エサについても、浮上性のものは水面付近でハナフサが邪魔になって食べにくいことから沈下性のエサが適しています。
これらのことに注意すれば、飼育自体が特に難しいという事はありません。
茶金ハナフサ